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2025年、メカニカルキーボードについて色々試行錯誤しまして、結構な情報量となったこともあり纏めることにしました。
自宅でも職場でもPCに向かっている時間が長いこともあり、標準のキーボードではなく別途購入したキーボードを使っていました。
最初に手を出したのがマイクロソフト製のナチュラルキーボードというエルゴノミクスタイプのものでして、完成度の高さもあり、
壊れたら後継製品を買い直したりということを続けて、なんだかんだで長年使い続けていました。自宅用に5台以上買ったと思います。
2025年、使用中のものが調子が悪くなりつつありました。
しかし近年はPCデバイスのニーズも変化して、Microsoft社の方針も変わり、気付けば後継製品が手に入らない状況になっていました。
Microsoft Ergonomic Keyboard ( Microsoft Natural Keyboard Elite ) の流れを汲むものは無いか?!と
探し回った時に見つけたのが Keychron製 K11 MAX JIS でした。
※2025年、米Incase社からMicrosoft設計のキーボードが販売されています。 エルゴノミックキーボード含め順次追加中の模様。ただし英語配列のみ。
Keychron K11 Max JIS QMK/VIA (65% Alice、Hot-swap RGB-LED、購入時:赤軸、途中:赤軸静音(1)、現:赤軸)
K11 MAX JIS を一目で気に入りまして職場用にすべく「Keychron 赤軸静音(1)」と合わせて即購入しました。
しかし実際に使ってみると慣れませんでした。
K11はアリス配列(Alice layout keyboard)と呼ばれるもので、
Microsoftエルゴノミックのようなハの字ですが、歪な角度と隙間など誤打要因が気になりました。
仕事の都合、日々、複数PC使用中でして、ノートPCやデスクトップPCなどにおいて
JIS配列かつ操作性統一(左上E/J キー、ESC キー、上 Func キー)
しておかないと自分には頭や指が追いつかず使いこなせないと肌身に沁みました。
そして、期待したものが気に入らなかったことがきっかけとなりキーボード沼に。
なお自宅でも使わなくなったためバナナ軸→赤軸に戻しました。
Keychron K1 MAX JIS2 QMK/VIA (80%、Hot-swap RGB-LED、購入時:茶軸、途中:赤軸静音(2)改、現:茶軸静音)
次に購入した Keychron K1 MAX JIS2 はキーキャップがPBTになった K1 MAX JISの改善版で、一部のキー配置とキーサイズも見直されています。
職場利用のため即「Keychron 赤軸静音(1)」にスイッチ置き換えました。
配列含めて使いやすく、他PCのキーボードとも違和感は少なく、職場で愛用するようになりました。
その後「Gateron 赤軸静音(2)改(55g)」→「Gateron 茶軸静音」にスイッチを再度置き換えて弱タクタイル感が加わり更に良くなりました!
Keychron K17 MAX JIS QMK/VIA (96%、Hot-swap RGB-LED、購入時:赤軸、途中:バナナ軸POM、現:赤軸)
特価で購入。自宅用になったお下がり K11 Max JIS についてバナナ軸にしたものの、
やはり職場 K1 max JIS の打ちやすさと比べてしまい、キーボードを追加購入してしまいました。
同系統の K1M/K13M 、次点で K17M/K5M あたりを考えていたのですが、丁度良い特価品を見つけてK17を購入しました。
自宅用だし騒音気にせずバナナ軸にすると打鍵感最高!!
その後「Gateron バナナ軸」→「Keychron バナナ軸POM」にスイッチを再度置き換えて更に良くなりましたが、その後出番が減り赤軸に戻しました。
Keychron K3 Max JIS2 QMK/VIA (75%、Hot-swap RGB-LED、購入時:茶軸、現:バナナ軸MilkPOM + チョコバナナ軸 + バナナ軸)
特価で購入。上記 K17 MAX JIS は横サイズが大きく(マウス配置で)ディスプレイ正面から若干左にオフセットしてしまいます。
K17カーソルキーまわりの詰込みも誤打要因となり不満でして直近はテンキー潰して運用していました。
ABSキーキャップ(他者交換用PBTキーキャップ)も惜しい所です。
ということで K11M も K17M 共に自宅用に満足できなかった所、偶然特価品を見つけて K3 MAX JIS2
(第2世代、ホットスワップ、PBTキーキャップ、かな印字あり)を購入しました。
これ上カーソルキーがSHIFTになっている点が賛否あるようですが、個人的にはとても打ちやすくて大歓迎でした。
(第1世代の特価品も以前見つけていましたが、横並び「右上下左」は使い難そうでスルーしてました)
Keychron K1 Max JIS2 Retro Color QMK/VIA (80%、non-hotswap White-LED、購入時:赤軸、現:茶軸MilkPOM + バナナ軸MilkPOM )
特価で購入。追加でキーボードが必要になり。
レトロカラー、昔のMacやPC98とかを思い起こす色合いもすごくイイですね。後期PBTキーキャップ版。
K1 MAX PBT版は2台目となるのですが、打ち心地や打鍵音が少し違うように感じます。それにしてもK1は使いやすく完成度も高いと感心します。
非ホットスワップモデルですがハンダゴテ&ハンダ吸取機を使ってキースイッチをフルPOMに交換しています(後述)。
Keychron K15 Max JIS QMK/VIA (75% Alice、non-hotswap White-LED、購入時:赤軸)
特価で購入。K11 MAXのファンクション無しは運用に耐えられませんでしたが、やはりアリスレイアウトを運用したい!という気持ちが強くなり。後期PBTキーキャップ版。
いざ使ってみると左マクロキー誤打ちょくちょく。やはり暫く使って慣れが必要なようです。
キーボード沼
キーボード沼からもうしばらく抜け出せそうにありません。
REALFORCE × 初音ミク GX1 X1UCM1 (80%、静電容量無接点方式)
特価で購入。
REALFORCE リアルフォース といえば高品質な東プレ製 静電容量無接点方式。その名前は昔から聞きますし、
職場同僚数名が使っていて職場でも問題無い静音性と良好の打鍵感、昔から欲しいなぁと思っていました。
Keychron K11 購入する前に半額近いタイムセールで本品見つけて思わずゲット。
初音ミク コラボモデルですが、控え目なコラボ表記だし職場とかでも使えそうです。
スコスコした打鍵感含めて問題は無かったのですが、正直いえば優等生すぎて、
そしてMicrosoftエルゴノミック後継キーボードを探していた自分はK11に手を出すことに。コレで満足しておけば沼ることはなかったのにね。
キークロン製 K MAXシリーズ などの薄型ロープロファイルキーボードについて
「ホットスワップ対応」のものはキースイッチを容易に交換することができます。
keychron社の薄型キーボード「ロープロファイル製品」(K1、K3、K5、K7、K9、K11、K13、K15、K17)向け交換用キースイッチは
Gateron KS-33 Low Profile 2.0 Switch 規格 (GATERON LP 2.0 (GLP2.0)) というものになります。
(ただし一部の磁気スイッチタイプおよび光学スイッチタイプは KS-33 とは異なり交換できません)
これらの交換用キースイッチは
アマゾン(日本)あるいは
コペックジャパン社などで取り扱いがありますが、
一部はKeychron社(英語サイト)、
GATERON社(英語サイト)、
アリエク等でしか取り扱いが無いものもあります。
(中国)海外通販は心配もありますが、個人的にはPaypal決済を利用することで安全性を高められると思っています。
個人的まとめ。記載誤りがあると思いますがご了承ください。
| 名称 | 販売 | タイプ | キー負荷 | 総トラベル | 作動トラベル | 騒音 | 底打ち音 | 天打ち音 | 備考 |
| 赤軸 | GATERON | リニア | 50±15gf | 3.0+0.2mm | 1.7±0.4mm | ●●● | ●●● | ● | 定番 |
| 赤軸 | Keychron | リニア | 45±8gf | 3.1+0.2mm | 1.3±0.3mm | 短動作点 | |||
| 赤軸 POM | Keychron | リニア | 45±10gf | 3.1+0.3mm | 1.3±0.4mm | フルPOM | |||
| 赤軸静音(1) | Keychron | リニア | 40±10gf | 2.7+0.2mm | 1.4±0.4mm | ● | ● | ● | ピンク軸 |
| 赤軸静音(2) | GATERON | リニア | 45±15gf | 3.0+0.2mm | 1.7±0.4mm | ◐ | ◐ | 超静音 | |
| 赤軸静音(2)改 | ー | リニア | 55g(±?) | 3.0+0.2mm | 1.7±0.4mm | ◐ | ◐ | バネ交換 | |
| 60g(±?) | 3.0+0.2mm | 1.7±0.4mm | ◐ | ◐ | バネ交換 | ||||
| 70g(±?) | 3.0+0.2mm | 1.7±0.4mm | ◐ | ◐ | バネ交換 | ||||
| アロエ軸 | NuPhy | リニア | 37±15gf | 3.2+0.2mm | 1.7±0.4mm | 超軽量 | |||
| カウベリー軸 | NuPhy | リニア | 45±15gf | 3.0+0.2mm | 1.2±0.4mm | 浅め | |||
| ストロベリーチョコ軸 | GATERON | リニア | 45±15gf | 3.0+0.2mm | 1.7±0.4mm | POM+POK | |||
| 白軸静音 | GATERON | リニア | 38±15gf | 3.0+0.2mm | 1.7±0.4mm | 超静音 | |||
| 黒軸静音 | GATERON | リニア | 55±15gf | 3.0+0.2mm | 1.7±0.4mm | 超静音 | |||
| 銀軸 | GATERON | リニア | 50±15gf | 3.2+0.2mm | 1.2±0.3mm | 浅め | |||
| 霞軸 | TIKITAKA | リニア | 35±10gf | 1.5+0.2mm | 0.5±0.3mm | アケコン用 | |||
| 暁軸 | TIKITAKA | リニア | 45gf±10gf | 1.5±0.2mm | 0.8+0.2mm | アケコン用 | |||
| 茶軸 | GATERON | タクタイル | 55±15gf | 3.0+0.2mm | 1.7±0.4mm | ●●● | ●●● | ● | 定番 |
| 茶軸 | Keychron | タクタイル | 47±8gf | 3.1+0.3mm | 1.7±0.4mm | 別製品 | |||
| 茶軸 POM | Keychron | タクタイル | 47±8gf | 3.1+0.1mm | 1.8±0.4mm | フルPOM | |||
| 茶軸静音 | GATERON | タクタイル | 55±15gf | 3.0+0.2mm | 1.7±0.4mm | ◐ | ◐ | 赤軸静音(2)同 | |
| ウィステリア軸 | NuPhy | タクタイル | 50±15gf | 3.2+0.2mm | 1.7±0.4mm | 茶軸相当? | |||
| チョコレート軸 | GATERON | タクタイル | 55±15gf | 3.0+0.2mm | 1.7±0.4mm | ●●◐ | ●●◐ | ● | POM+POK |
| バナナ軸 | GATERON | タクタイル | 60±15gf | 3.0+0.2mm | 1.7±0.4mm | ●●●● | ●●● | ● | PC+PA66 |
| バナナ軸 | Keychron | タクタイル | 55±8gf | 3.1+0.2mm | 1.4±0.3mm | 短動作点 | |||
| バナナ軸改 | - | タクタイル | 60±15gf | 2.0+0.2mm | 1.7±0.4mm | ●● | ●◐ | ● | Oリング内蔵 |
| バナナ軸POM | Keychron | タクタイル | 57±10gf | 3.1+0.3mm | 1.7±0.4mm | ●●◐ | ●● | ● | フルPOM |
| バナナチョコ軸 | GATERON | タクタイル | 50±10gf | 3.0+0.2mm | 1.7±0.4mm | ●●◐ | ●●◐ | ● | POM+POK |
| モス軸 | NuPhy | タクタイル | 60±15gf | 3.0+0.2mm | 1.7±0.4mm | バナナ相当? | |||
| 翡翠軸 | kutethy | タクタイル | 65±15gf | 3.0+0.2mm | 1.7mm | ●●●● | ●●●◐ | ● | 2.0用JADE |
| 青軸 | GATERON | クリッキー | 60±15gf | 3.0+0.2mm | 1.7±0.4mm | ●●●●●● | ●●● | ● | 騒音注意 |
| バンブークリッキー軸 | GATERON | クリッキー | 60±15gf | 3.0+0.2mm | 1.7±0.5mm | POM+POK |
通常(自宅向け)
静音(職場向け)
バナナ軸 (GATERON Low Profile 2.0 Banana Switch)の静音化改造では、
キースイッチ内部にゴム製Oリングを仕込むことで、
ステム(軸)が底に当たった時に出る音を大幅緩和します。
なお効果はあるものの打鍵感も結構変わるので、とりあえず2-3個を試作してみて評価することをお勧めします。
作業ではキースイッチを分解します。ピンセットを使って裏側からツメを2か所同時に押さえると簡単に開けることができます。
とはいえツメは折れやすいので慎重に行います。
スイッチを個分解して、トップ、ボトム、ステム、バネを分けます。
キースイッチのボトム(底)にOリングを置きます。バネの周囲に丁度いい感じに収まりました。
これにはアマゾンで購入した「Oリング 幅1mm 内径5mm 外径7mm 素材ニトリルゴム」を用いました。
静音化に拘る場合は開けたついでに追いルブしておくといいかもしれません。
あとは組立てますが、リングをバネに巻き込まないように注意しつつ行います。
Gateron 赤軸静音 (Gateron low profile Red silent 2.0 switch) の重さ改造ではスプリングを交換します。
確実に打鍵感は変わりますが、それが好みのバネかどうかは使ってみないと分かりません。
ですので重さの異なるバネを数種類手配することを強く推奨します。
今回、もともと45gfのバネが使われおり、交換用に 55g、60g、70g の3つを用意して試作して評価しまして、最終的に55gに決めました。
ここでバネは元々は長さ16mmがついており、購入したもの(金色)は長さ18mm位あるもので、あまり長さが異なると打鍵感も変わるので注意しましょう。
またバネには2ステージ品など独特の感触を生み出すものもあり選ぶのはホント難しいです。
なおバネはアリエクで調達しましたが、アマゾンあるいは遊舎工房などでも取り扱いがあります。
作業ではキースイッチを分解します。ピンセットを使って裏側からツメを2か所同時に押さえると簡単に開けることができます。
とはいえツメは折れやすいので慎重に行います。
潤滑剤は2種類用意しました。1つはキースイッチの部品が擦れる部分に塗るグリスタイプ GPL205 相当のもの。
もう1つはバネに塗るオイルタイプ GPL105 相当のものです。グリス塗るには筆も必要ですが、アリエクで買う奴についていました。
キースイッチのボトム(底)について必要に応じてルブしておきます。GPL205などのグリスタイプ潤滑剤を筆て薄く薄くぬります。
塗る場所はステム(軸)が上下に移動して擦れる「脇」と「中央」の部分になります。
バネについては取付前にルブします。やり方はビニールの小袋にバネをいれてオイル状の潤滑剤をほんの少し加えてシャカシャカ振ります。
あまり大量に入れて潤滑剤がベットリにならないようにします。
あとは組立てます。キースイッチは数が多いですが面倒と思わず手を抜かず、金属部を曲げたりしないように丁寧に作業を進めます。
まず評価用で数個用意したと想定しますが、すぐ評価せず数時間でもいいので多少使ってバネや潤滑剤が馴染んでから打鍵感等の評価した方がいいと思います。
複数のキーボードを購入すると工場生産での個体差もあり、
ENTER・SHIFT・SPACE などから異音がしたりキー押下に引っ掛かりを感じることもあるかもしれません。
多くの場合、大型キーの脇についているスタビライザーから音が出ています。
対処法としては(キースイッチのルブ用に購入した)グリスタイプ GPL205 相当を筆で少し塗ることで解消しました。
こういう事もあるのでメカニカルキーボードを長年使うには専用グリスを小容量でいいので持っておくといいですね。
なお異音はキースイッチから出ることもあります。キシキシという音とか。 この場合は上記スイッチ改造手順のようにバネやステムをルブする対応が必要です。
職場持ち込み K1 MAX JIS2 PBT版を毎日長時間つかってると、自宅 K17 MAX JIS ABS版のキーキャップに満足出来なくなってきました。 keychron社は日本語PBTキーキャップを単体販売してくれるかどうか不透明ということもあり、当面用に他社製品に交換してみることにしました。
Womier Skyline R3 Low Profile PBT Keycap 138 keys
アマゾン等で購入できるWomier製は多数あるのですが、2025年に発売された「Womier 138キー ロープロファイル キーキャップ」版は、
薄型 Keychron K MAX キーキャップ LSA Profile (薄く若干ナナメ) とほぼ同等形状との情報を仕入れまして試してみることに。
なおUS配列用ですのでJIS配列キーボードだと一部交換不可となります。
購入時に2千円台でしたので爆安でしたが、軸刺すとき多少硬いというのも値段なりと感じる所もあります。あとキーボードのLED光も全く透過しなくなります。
そういう点を割り切って使うということであればお勧めできます。PBTの手触りも良い感じです。
Keychron K1 MAX JIS2 を利用開始して数ヶ月経過、キー F・J 付近がテカってきました?!。
これまでのキーボードのキースイッチ素材であるABS樹脂製ですとテカテカになるのは何度も経験してますが、PBT製でもテカりは避けられないのですね。
原因は皮脂などの汚れによるものらしいです。
ネットで調べると掃除をする事でPBT新品までとはいかないもののサラサラ手触りは多少回復するとのこと。
LEC製メラミンスボンジ「激落ちくん」が定番とのこと。
ここでKeychron製キーボードはABS製もPBT製もダブルショット(2種類の樹脂で刻印)となっておりメラミン骨格構造にてキーキャップ表面の文字が削られて無くなることはなさそうです。安心してゴシゴシできます。
自分は2cm~3cm位に小さく切ったスポンジに水を含ませて半分以上水を絞り、キーボードのキーを下向きにして、
下側からゴシゴシ擦りました。こうすると重力で水分は下に落ちるのでキーボード基板に水が入り込む事を防げます。最後にタオル等でキー表面の水分吸い取ってからひっくり返します。
手持ちのABSキーキャップ、PBTキーキャップ、何れもテカテカ手触りは多少軽減したように感じました。
メラミンスボンジでキーボード清掃する場合は数センチ角でも十分なので最初から切り分けておくと良さそうです。毎日使う職場用キーボードについては定期的に清掃することになりそうです。
キーボードを改造するとメーカー保証を受けれなくなるため非推奨です。
個人的にキーボードは有線利用しかしないので内蔵バッテリーは不要です。
ケーブル繋ぎっ放しで常時充電してると恐らく2年もしたらリチウムポリマーバッテリーが膨らんでくる可能性も考えられます。
Keychron製 LowProfile Keyboard ですが、バッテリー撤去を行う場合はキーキャップ外してネジも外し裏面を空け、
かなり強固な粘着テープでついているバッテリーを傷つけないように慎重にはがします(金属製ネジ回し・ドライバーとかを使ってショートや破損させないように)。
外したリチウム充電池ですが、2025年になり環境省後押しで回収する自治体も増えていますので、それらに従って適切に廃棄します。
職場利用のため少しでも静音となるよう試してみる事にしました。
Keychron製 LowProfile キーボード本体は下面がプラスチックということもあり、薄いゴム製シートを敷けば箱鳴り低減できるかなと思いまして、
ハネナイト 厚さ1mm ゴムシートを敷いてみましたが効果は僅かです。ケース下面を直接叩いた時の音はそこそこ減衰しているようです。
そのほか試したのはカームフレックス 発泡ウレタン吸音材で、厚みがありキーボード底面全体に敷くことは困難ですが、
プリント基板のクッションになるようにうまく敷くと静音化効果とは呼べないかもしれませんが若干変化が得られるように感じました。
恐らくダンパーとしての効果かもしれません。ただ詰める場所が難しく、詰めすぎるとネジ締まらず無理してネジ締めるとネジ山を痛めるので、なかなか難易度が高いです。
個人的には静音化にはまずキースイッチを静音タイプに交換すべきと思っています。
キーボードを改造するとメーカー保証を受けれなくなり、最悪キーボードを壊してしまう可能性もあり非推奨です。
K1 MAX JIS2 について、ホットスワップ対応RGBモデル、非ホットスワップ白LEDモデル の基板を見比べてみるとPCB自体が異なることが分かります。
基板確認前に注文してしまったため無駄な買い物となった GATERON Upgrade Low Profile Switch Hot-swap PCB 2.0 Socket 。
なおスルーホール径が1.2mmしかないので、ホットスワップ改造で使われている Mill-max製ソケットなども使うことができません。
ということで自分の好みのキースイッチに交換するためにはハンダゴテを使ったスイッチ付替作業が必要となります。
非ホットスワップモデルのキースイッチ交換、ハンダ付け作業が必要なものについては正直推奨できません。やってみた結果からの正直な感想です。
今回、keychron K1 MAX レトロカラーモデルにはHot-swappableモデルが存在せず、またサブキーボードというのもあり行いましたが、 数か所もパタン剥離させてしまい結構冷や汗が出ました。 たとえば予備機であるとか、キーボード本体を中古とかで廉価入手とかならまだしも、新品をハンダ作業交換するというのは全くオススメ出来ないです。 割に合わないのでホットスワップモデルがあるならそちら購入一択だと思います。
工具についてもハンダゴテ以外にもハンダ吸い取り工具が不可欠です。そして丁寧に作業しても壊す可能性があり、パタン剥離等で壊したときにも直せる知識や電子工作部材等も必要です。
ハンダ吸い取りは はんだ吸取線 でもできますが、はんだ吸取機 があると基板パターンを傷めずに効率よくはんだ除去する事が出来るようになります。
廉価な手動ポンプなサンハヤト製 はんだシュッ太郎 でも大丈夫だと思いますが、
使い比べると電動吸い取り機は作業効率が違い過ぎますし価格差も2倍強だし、他用途でも利用する可能性あるなら電動吸取機を強く推奨します。
電動はんだ吸取機を使って慎重に作業しましたが、自分の力不足・不慣れもあり数か所もパタン剥離させてしまいました。
スルーホール裏面に配線が無いとパターン(ランド)が取れやすくなっています。
もちろん想定したうえで吸い取り機設定を350℃に下げて対処したつもりでしたが、もっと短時間で加熱し過ぎずそれでいて丁寧に作業する必要があるようです。
留意点としては、キースイッチは(GNDプレーンにつながるようなことは無いので)加熱時間は短くてよく、慣れてくると恐らく綺麗にはんだ除去できるようになります。
そういう意味で最初は利用頻度が低い周辺キーから習熟兼ねて作業すると良いです。あと吸取機は使うと徐々に詰まって吸引力が落ちるので頻繁に掃除することですかね。
プリント基板のパターン剥離についてはジャンパ線で対処しました。
キーボードのプリント基板(PCB)は縦・横に信号線が配線されているので隣りからジャンパすればよいです。比較的手直しは楽です。
なおキーボードはその性質から常に打鍵の振動を受けることもあり、接着剤でジャンパ線を固定しておくことにしまして、
こういう用途にはハックルーというハンダゴテで溶かせる接着剤が使い勝手がいいですね。
キースイッチは事前選別したうえで取り付けます。
(手で押してスイッチの戻りが悪かったり、妙な音が出る奴はあらかじめ除外しておきます)
ハンダ付けしたあとキーボード用キーテスト画面で確認します。
その後もケース本体をネジ止めする前にキーキャップを取り付けて念には念入れて確認します。
やはりキーの戻りが悪かったり、打鍵感がおかしかったり、異様な音が出る個体があったりします。
今回のK1 MAX JIS は91キーありますが、事前選別で2個くらいは除外して、ハンダ後の確認で1個取り換えています。
今までのスイッチ交換の経験から感覚的に1キーボード(71~108 キー)あたり2-3個は微妙(不良)なキースイッチがあると想定して作業するようにしています。
あとで気付いて手戻り発生するといろいろ面倒ですからね。
蓋開けたついでに裏面に吸音性を高める素材を敷いておきました。本体下面はプラ素材もあって音が響きますし。
この打鍵の出音については個人の好みになります、詰めればイイというものではありません。
キースイッチ交換は打鍵感・打鍵音が結構変わります。
推奨できないとは言いつつも、お気に入りのスイッチに交換すると満足度が上がりますね。